NPO法人全国いじめ被害者の会
いじめで深刻な状態にある方は全国いじめ被害者の会にご連絡ください
電話&FAX:0972-23-8372

携帯サイトトップ   次の記事 =>

■いじめ深刻化を食い止める”安全配慮義務徹底”署名のお願い
2007年05月03日

【あなたのお子さんの為に安全配慮義務を知りましょう!】
●FAX用署名用紙(PDF)
FAX番号: 0972-23-8372
現在のいじめは、悪口・暴力だけに留まらず、恐喝、ネット攻撃、クラスメイト面前での性的行為の強要などと、極めて悪質・深刻なことが、大人たちが知る以上に頻繁に起きています。全国いじめ被害者の会への相談中、実に3割のお子さんが精神科医師に助けを求めるケースでありました。

しかし学校側は自身の責任・賠償問題とさせない為に、

●悪質ないじめも、”生徒間の単なるトラブル”
●暴行・リンチも、”通常の喧嘩”
●金品恐喝でさえ、”生徒間の貸し借り”
として捉え、
いじめの事実を認めず多くの場合隠ぺいをしています。

ゆえに保護者は学校での我が子のいじめを知る事が出来ず、結果取り返しの付かない深刻な事態に多く多く至っています。
 この状態は、教育現場での「安全配慮義務違反」に当ると言え、そのような現場が残念ながら大変多いです。そして残念な事に2005年が600名以上、2006年では800名以上の子供たちが、自ら命を断っています。

---------------------------------------------------------------------------------------
安全配慮義務とは
学校には、生徒の生命、身体、精神、財産等に大きな悪影響ないし危害が及ぶ恐れがあるようなときには、そのような悪影響ないし危害の現実化を未然に防止するため、その事態に応じた適切な措置を講じる一般的義務がある。
---------------------------------------------------------------------------------------

しかし、
保護者がこの義務を多くの場合知らないことを踏まえ、学校が安全配慮義務を守らない現在の状態は、
被害者側の保護者の、学校での我が子の異変を知る権利・安全確保の機会を奪っている状態です。同時に、加害者側となってしまう子とその保護者の”しつけの機会”も奪っている状態に他なりません。いじめは被害者側だけでなく、加害者となる子やそのご家族においても心的経済的損失となるのです。

学校・教師の自己養護の為に、未来ある子供の心を破壊してはいけません。

是非皆様におかれましては、全国の現在未来の子供たちの為に、ご家族ご友人お誘いあわせの上、
ご署名ご協力をお願い申し上げます。
 
ご署名はこちら!
FAX用署名用紙(PDF)を印刷しご署名の上、
FAX: 0972-23-8372(全国いじめ被害者の会)へお送り下さい!!

---------------------------------------------------------------------
「全国いじめ被害者の会」 〒876-0845 大分県佐伯市内町2-30
代表:大澤秀明  電話&FAX: 0972-23-8372
---------------------------------------------------------------------


安全配慮義務

以下補足です。

【《全国いじめ被害者の会》について】
《全国いじめ被害者の会》の大澤秀明代表(63歳)は、平成8年、代表者ご自身の息子さんが度重なる恐喝等による”いじめ”により自殺なさいました。その後ご本人も未だ苦しいご心痛の中、他のいじめ被害者のお宅へ直接出向き支援活動他、会代表者として、文部科学省に数度、さらに全国47都道府県教育委員会へのご自身の車運転により「教育現場での安全配慮義務徹底」の陳情活動や講演活動、署名運動を全国の多く方々、並びにマスコミ各社様のご支援・ご協力と共に精力的に行なっています。

【教育現場での”安全配慮義務”の社会的認知について】
度重なる当被害者の会の陳情活動により、マスコミも”安全配慮義務”を取り上げはじめています。また先のフジTVドラマ「わたしたちの教育白書」でも、テレビ放送では珍しくこの安全配慮義務違反が取り上げられました。
昨年秋の”全国いじめ被害者の会”発足以来、数度に渡り文部科学省に対し、各学校での安全配慮義務の徹底を直接文科省等に出向き”申し入れ”を行い、文科省より安全配慮義務の徹底の為周知するよう勤めるとの回答を返されますが、実情は真の徹底に全く至りません。先ず、保護者の皆さんが、現在の教育現場で安全配慮義務が徹底されていない事のご認識を広めて頂き、真に各学校で安全配慮義務が徹底されるよう、世論を作らなければなりません。
学校は「安全配慮義務」を守って、いじめを事実として捉え、軽度から悪質な恐喝などそれぞれのケースに適切な”措置”を講ずる義務を真っ当する事が何よりも重要です。

【いじめられる子こそ、大切な優しさを持っている】
いじめ自殺した実情をお伺いすると、どのお子さんも、実に心優しく正義感に満ち、転校では負けだからと頑張り、親には心配かけたくないとの親思いで1人で苦しい思いを抱え、結果多くの悲劇を生んでいます。

また学校は、本来最も正常ないじめられる子を、逆にちょっとおかしい子として扱い疎外し、事態を学校・他の保護者の都合の良いように収めようとするケースも多数聞きます。

いじめの発生要因は、
受験科目だけやれば良いという様な、社会的価値観の下落による所と、それに伴う”他の尊厳”に対する想像力の欠如が根源要因ではないでしょうか。

しかし、いじめ不登校・いじめ自殺など深刻化に至ってしまうケースは、文科省の姿勢による教育環境全体の構造的隠ぺい体質に起因する所であり、生徒・保護者達の問題と言うより、または精神論では有りません。

先ず、保護者の皆さんが、教育現場にも『安全配慮義務』の有る事を知り、学校にその義務を真っ当させる事が、隠ぺいの出来ない学校環境づくりに直結します。
サイト内検索



  次の記事 =>
▲ページトップへ


●〒876-0845
 大分県佐伯市内町2-30
●代表:大澤秀明
●電話&FAX:0972-23-8372

無断転用を硬く禁じます。
Copyright © 2024
NPO法人全国いじめ被害者の会
IZIME-HIGAISHA.NET on Mobile
All rights reserved