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■京都府・大阪府・堺市教育委員会に要望書を提出しました
2011年11月02日

 [京都府教育委員会] 11月2日 11時
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 教育委員会は、黙って無表情で聞いていました。今まで、「いじめは無かったこと」にしてきた。いじめをいじめと捉えなければ、他の県もそうですが、京都でも加害者生徒に教育できないので困ると思います。と言った時だけに、うなづいていました。会員の中出さんをはじめ、山田さんのグループ4人、西條さんの計6人が応援に駆け付けてくださいました。心強かったです。平成19年に安全配慮義務徹底の申し入れをしたときは教育長が駐車場まで、見送ってくれたりした対応に比べ寂しいものでした。

 [京都府記者クラブ]
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いつも、京都もマスコミの方々は、紳士的で、熱心に質問してくださいました。ありがとうございます。

 [大阪府教育委員会] 11月2日 14時30分
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 部屋に入った時から変な雰囲気でした。妻は教育委員会の方は病気なのかなと思った部屋を出た後に言っています。同席していた会員の中出さん、西條さんも教育委員会の方の足がぶるぶる震えていたのを見逃しませんでした。あまりの事態に熱が入らず、早々に切り上げました。
記者室はどこかと尋ねたら、先方が迎えにきますとの事でした。記者が迎えに来たことは、今までには無かったことです。普通は要望書や申し入れを提出するときに、カメラやビデオ撮影するので、その時、連れて行ってもらいます。案内できた人は教育委員会の人か役所の人でした。
「記者会見を受けるか受けないかは教育委員会が決める」という。私は怒りました。記者会見を受けるか受けないかは、幹事者が日時を見てきめる。いじめ被害者の会の場合、会場が空いていれば、今までは、間違いなく受けてくれていました。記者クラブの幹事者が決めることを、教育委員会が決められるわけがないでしょう、と激しく迫りました。教育委員会はその通りです、と答えました。
大阪府がここまで。マスコミに合わせたがらないのは、法律で定められている教師の義務をニュースで流されるのを恐れているからです。文科省で政務官の城井先生と国会議事堂の中でも記念写真を撮りました。今まで回った18都道府県でも政令指定都市の堺市でも写真を撮りました。大阪府の写真は拡大して載せましょうか。どこの都道府県も「教師の義務」がどのようになっているということから逃れられません。大阪府は大阪府民をなめるな!!!喝!!!渇、喝、喝。 
案内役は「記者室に行っても誰もいませんよ」と、うそぶきました。バカは相手にできないと怒ってエレベーターに乗ったら、説明を聞いてほしいと食い下がってきました。大阪府の教育委員会は、腐れ切っていると言って大阪を後にしました。
大阪府教育委員会に要望書の提出をしましたが、あまりの対応の悪さに、教育に真剣に取り組んでいる、大阪維新の会の議員さんに願いを託す為に、予定をしていなかった堺市へ向かいました。同行の会員、中出さんが堺市在住でしたので、堺市の議員事務所にいきました。池田克史議員が、熱心に話を聞いてくださり、府議会に確認していただける事になりました。大阪府は日本で一番最悪です。大阪府の教育行政は改革が必要だと身を持って感じました。

 [堺市教育委員会] 11月2日 17時
 堺市の対応の悪さは、身を持って体験しています。平成19年に行ったときがまさに、そうでした。今日、会員の中出さんは京都、大阪と同行していただきました。中出さんの息子さんは、教師の対応の悪さで、多動症になりました。今回、医師の診断書も見せていただきました。
今回47都道府県を回る目的は、教師の義務、教育とは何か。知識や技能だけでなく、社会的人間の形成、人格、人の模範になる人を育てる等々・・・。教室の中で当然加害行為、いじめる人がいたら、ダメ、許されない事と措置をする。つまり「しつける」生徒を守れば、「信頼関係」信頼関係があれば、生徒は安心して、教師に報告、訴える。生徒が報告や訴えたときに調べなければ、いじめがあったかどうかさえわからないのだから、その当然の話をしたときに堺市の教育委員会は理解してくれました。中出さんの言う通り、堺市は大阪府内では、最も酷く最悪。
しかし、何とかしなければ、今のままでは、やっていけないという事を教育委員会は強く感じていることが、ひしひしと伝わってきました。教育委員会の方たちは、私の目をしっかり見て、話を聞いて下さいました。文科省と同じで、もうごまかし切れない、堺市でも、その一端を見たような気がします。いじめ被害者の会はどこかで歯止めをかけなければ・・・。しかし、今まで、国民を騙してきたこと、府民、市民を欺いてきたことが明らかになれば、現場の文科省、教育員会は大変な負担がかかります。教育現場、文科省、教育委員会の方は異動があり3年で変わっていきます。前与党の責任、自民党の責任を民主党が背負う、そことは違いますが、複雑です。息子は文科省、自民党に殺されました。
でも、できるだけ、過去は忘れます。
息子のように酷いいじめで自殺しないで済むように、私たちのように、16年経っても苦しむ遺族が一人でも少なくなるように、願いを込めてこれから29県を回ります。
少し疲れたので一旦大分に戻り、体制を立て直し回っていない県に伺いますので、よろしくお願いします。

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