NPO法人全国いじめ被害者の会
いじめで深刻な状態にある方は全国いじめ被害者の会にご連絡ください
■民主党大山議員と、いじめ隠蔽是正、今後の方法論を討議
2011年01月14日
ご多忙の中、大山議員との面談の機会をお与え頂き、今後の方法論について話し合いました。
それらの中で大澤代表は、各地のいじめ事件など実際の事例を紹介し、学校の隠蔽体質について実情を議員にお伝えしました。
いじめ問題は、将来あるお子さんが事件や自殺などと成ってしまった後ではなく、それらを未然に防ぐ事こそが重要で、
それは、いじめで苦しむ生徒やその親御さんを守る事が第一に重要ですが、大事な事は決してそれだけではなく、いじめ加害者側の生徒の更正という重要な機会を損じない事も重要と改めて力説いたしました。
当会大澤代表は、実際に全国各地へ出向き、大変多くのいじめで苦しむ生徒とその親御さん、そしてその生徒が通う学校や管轄の教育委員会にまで会い、親御さんだけではなかなか困難な”いじめの事実”を認めさせ、多くの責任者達に謝罪をさせるなどの成果を出しています。
その中では、いじめ事件を”調査さえしない”と言い張った教育委員会へ、共産党の石井ふく子議員のお力添えにより、「注意します」と文科省の返答を頂くに至ったなどの事例もお伝えしました。
このような豊富な経験の中には、現実に加害者側の生徒が孤立してしまっている事例などもあり、いじめで苦しむ生徒を守るだけでなく、加害者側の生徒も野放しにしている現状も見逃すわけには行きません。自殺に追いやられた数多くの生徒達だけでなく、さらに大変な数不登校の生徒たちが居ますが、一方の加害者側の生徒は主犯格だけでも、その五倍十倍でしょう。そんな子供達がそのまま大人になるのです。悪い事をしても注意されず、まかり通ってしまいそのまま大人になる事がその子にとっても、社会にとっても良い事である筈がありません。
さらに大澤代表のお子さんに起きた事を大山議員にお伝えする中、
加害者側生徒の親御さんが、大澤代表のお宅へ謝罪に向かおうとしていたが、
「学校側から長く引き止められていた。」
「警察に行って、始めて我が子が行ったいじめ行為を知りました。」
との事を話し、加害者側の親御さんも大変な苦悩に直面する事などをお伝えしました。
いじめと喧嘩を、今だ”ないまぜ”にしている学校側が多くある。
喧嘩は、互いが攻撃し合うが、しかしいじめは、一方的な行為。
それらをひとくくりにせず、いじめの継続さえ断ち切れば深刻にならないのです。
また今問題なのが、深刻ないじめが低年齢化している事、幼稚園からいじめが始まっている事です。
そして、大澤代表のお子さんに起きた事を改めて説明いたしました。
その内容は、各地での学校・組織ぐるみの”いじめ隠蔽体質”を明確に証明し、さらに自殺した秀武君に対して書いてくれた親友の女の子の手紙の内容が胸を打ちます。
教職者の多くが、高い志を持ち、教団に立った筈が、その志を全うできず、多くが教職を去ってしまったりしています。
本来素晴らしい職業である教師の皆さんが隠蔽をしなくても良い方法を、一日も早く構築する事が日本の教育問題のおける最も重要な責務です。
政府民主党はじめ、超党派で、将来ある子供達の命と精神を守り育て、全うな社会人となるような教育環境改革の為にお力添えの程を、そして教育現場の皆さま、マスコミの皆さまのお力添えを今後とも宜しく御願い申し上げます。
大澤代表は、園子夫人と共に、母親が外国籍であることでお子さんがいじめられ、内申書に悪く書かれるなどのご家族のもとへ向かわれました。
その後大澤代表はマスコミの皆さまのご協力と共に19日大阪の中学校へ。
そして毎日放送でラジオに生出演します。
(※ 深刻ないじめ被害に合われているお子さん、ご家族の方は、是非当、NPO法人全国いじめ被害者の会へご相談ください。)
2011年1月14日 午後1時より
■民主党 大山議員 中川秘書
■全国いじめ被害者の会
大澤代表、園子夫人
会理事、平岡、水町
●〒876-0845
大分県佐伯市内町2-30
●代表:大澤秀明
●電話&FAX:0972-23-8372
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